左の図をみて下さい。
膝から足首の方へ伸びる筋肉です。
これらはほんの一部の筋肉になります。
捻挫等で足首をひねったりすると
これらの筋肉にダメージが加わり、筋肉が異常に硬くなります。
そうなれば、骨も引っ張られ、関節の動きが難しくなり無理に動こうとすると「痛み」になります。
足の捻挫の程度には
・立つ時、捻挫している足に体重をかけると痛みがでる
・立っている時は痛く無いが、歩くと痛みがでる
・歩く時は痛くないが、走ると痛みがでる
・内出血を伴うもの、そうでないもの。
など様々ある。
内出血している場合は出血を抑えるため冷やします。
○濡れタオルを1,2時間おきに10分程あてる(氷等は冷え過ぎです)
○湯船には浸からない(シャワーにする)
内出血していない場合はお風呂に入る
○湯船に入っても構いません
湿布はしない(湿布の刺激で筋肉が緊張します)
念の為、病院へ行きます。骨に異常が無ければなるべく早く
当院へ来院して下さい。
我慢していて1か月経ったころ、なかなか治らないからみてほしい
という時は回復が遅くなります。
捻挫を起こして「痛み」の原因となっている筋肉や腱、靭帯の
バランスを改善し関節におこる負担を軽減します。
・患部を固定すると筋肉の伸縮がないので、細胞から出る老廃物が
貯留して回復を妨げます。
・過度なアイシングは筋肉を固めて血流を悪くし回復を妨げます。
足首の動きは(歩くや走るの動作とは)
『足の指の関節』『足首の関節』『膝の関節』といった具合におのおの
の関節と協調性をもって連動した動きを行います。
施術は
・しっかり筋肉の硬さをとる
・関節の動きを促す
・体重がかかった時の筋肉の硬さをとる
・歩いたりの動作での関節の連動性を促す
・素早い動作の連動性を促す
これらのステップを踏んで痛みの解消を行っていきます。
よって痛みが取れてからの後遺症が軽減されます。
捻挫は軽い症状なら、1回で痛みが良くなることもあります。
足首の痛みは、筋肉の緊張が広範囲ではないことが多いので
比較的痛みが回復しやすいのです。