肉離れ(部位:ふくらはぎ)の後遺症について

 

一般的に肉離れを起こした箇所は時間の経過とともに回復

します。日常生活レベルでは後遺症もなく普通に過ごせる

と思います。

 

しかし、スポーツを行っている人のなかには、

 ①違和感が抜けない

 ②肉離れを繰り返してしまう

 ③パフォーマンスの低下

このような事で悩んでしまうこともあります。

 

トップアスリートになると、このような症状は選手生命に

影響を及ぼしかねません。

 

■ここではアスリートの方を対象にした肉離れ(ふくらはぎ)

 後遺症について考えてみたいと思います。

上図はランニングのイラストです。

  ●左側イラストは右足を地面に着地したところ

  ●右側イラストは右足が地面から離れる手前

 

ふくらはぎに肉離れが起こる時は、右のイラストの場面に

なると思われます。足が地面から離れる瞬間です。

(大腿部から上の筋肉や関節の影響は無視します。)

足を地面から反発(蹴る)ときの筋肉

〈ふくらはぎの筋肉が収縮して〉

 足首の関節【足関節】を軸にかかとを上げる(足を地面に押し付ける)

〈足底の筋肉が収縮して〉             

 足の指の関節【MP関節】を軸に指先の曲がりを保持する(指を地面に押し付ける)

 

足が地面から離れる瞬間は「ふくらはぎ」だけの筋肉を使っているわけではない

ということです。他にもスネの脛骨筋や足の甲にも筋緊張が起こってバランスを

保っているはずです。

 

次に、上図の左側のイラストをみてみましょう

足を地面に着いているときの足関節の角度についてですが

下図のように、

足が地面に接地している時間が長ければ長いほど膝が前に

流れて進入角度が深くなります。

 

●100m走ならスタート直後数m

●ハードルならジャンプ手前

において足の接地ポイントより膝が前に行くと思います。